京都迎賓館


京都迎賓館は、建築中の工事関係者はともかく、開館(オープン)後は、一般の人は一部の見学許可を受けた人以外は入れなくなっています。
京都迎賓館は、「国立京都迎賓館」として建設が閣議決定され開館しました。洋風の赤坂迎賓館とは対照的な和風建築として、京都御苑の敷地内に建設されました。ちなみに、設計は日建設計でした。

開館後、今回初めて全体を見学させて頂き、あらためてスミからスミまでそのスゴさを感じました。
広間の壁紙が西陣綴織だったり、螺鈿の貝が玉虫だったり。
庭も少し現代風で素晴らしく、鯉も、大きさ、色、艶・・・あらためて鯉が美しいと感じました。

写真を撮って良い場所は限られていますのでご了承下さい。
ちなみにここの客室の寝具類は「デュベタイプ 」で当サイト工場で縫製しています。
(客室の写真掲載は不可なのでご了承下さいね。)

晩餐室で特に美しいのは舞台の扉の「截金(きりかね)」という伝統技術が生かされた柄。純金箔やプラチナ箔で繊細に模様が描かれています。
junkiesのブログ
日本らしく、家具、内装もデザイン的にはシンプル且つ気品溢れる佇まい。

↑夕映(ゆうばえ)の間
最大約70名までの大広間。室内の大壁面には、京都市内から見える比叡山と愛宕山の景色が綴れ織で飾られています。写真は、「愛宕夕照」です。
細かな色まで再現されていてすごく迫力があります。

ご見学ご希望のかたは、抽選だそうですが、トライされてみては。
見学コースとしては、迎賓館の南門から、地下駐車場を通り、受付を済ませて、迎賓館に向かいます。館内はスリッパに履き替えます。(国賓の方々はもちろん靴のまま入るのでしょうが)。見学コースにはカーペットが敷かれています。ほんの少しでもはみ出ると注意されますのでご注意を(笑)。

所在地:京都府京都市上京区京都御苑
敷地面積:約2万0140m²
構造:鉄筋コンクリート造、地上1階(地下1階)
延床面積:約1万6000m²


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